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2019年07月04日
1年生・性教育講座
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 本校では夏休みを前にしたこの時期に、1年生を対象に性教育講座を実施しています。今年度も金丸産婦人科院長の金丸恵子先生を講師に、『性のトラブルを避けるために(ライフプランの実現のために)』と題して講演をしていただきました。
 内容は、予期しない妊娠・STD(性感染症)・子宮がん・不妊症・・・・・性関係をもつということはこれらのリスクがある。将来の自分にいろんな可能性を残していけるライフプランを実現できるよう性のトラブルで後悔することなく過ごしてほしいというもので、以下のようなお話でした。
○未婚のふたりが性関係をもつには、成熟したふたりであること。互いに敬愛する唯一の 相手であること。対等で快い交際が十分な期間あること。避妊やSTDの話し合いが充分 される関係であること。
○STDの増加、要因や予防、気づかないことが多いなか、積極的な検診を受けることが重 要であること。
○思春期の悩みをもつ女子生徒へは、月経不順と生理痛についてのアドバイスとして基礎 体温をつけること、痛みが何日も続く場合には子宮内膜症の疑いがあること、痛みには 早め早めの鎮痛剤使用を、また超低容量ピルのおすすめも。20歳から子宮頸がんの検診 が重要であることなど。
○LGBTなど性の多様性にもふれ、人権問題としていろいろな愛の形を理解していくことの 必要性があること。
 講演に併せて、困ったときに使ってほしい『知りたい!ココロとカラダのQ&A』『どう しよう・・・妊娠したかも?』カードを配布しました。
 これまでにも繰り返し聞いてきた講座内容ではあるでしょうが、今回の講座を機に、よ り深く一人ひとりが自分の将来を考え、性のトラブルに巻き込まれることなく、人生を 大事にしていってほしいと思います。

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